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第二話:滋賀県雄琴温泉

カッパなんて大嫌い!童心にかえって駄々をこねたあの道…。

2006年春、カッパなんか嫌いだよ!童心にかえってだだをこねたあの道…

2006年4月15日、朝8時30分、東名高速下り線は港北PA、ここに選ばれし4人のバイク乗りたちが集まった。誰に選ばれたかは秘密である。目的地は滋賀県、これより1泊2日のツーリングに行くのだ。店長はテンションがやや低いように思われるが(?)、まあ、安全運転で参りましょう。道中の天気、本日も明日も降水確率が50%超。それが心配だ。

はい、全員集合!

はい、全員集合!

まずは順調なスタート、といいたい所だが、いきなり渋滞につかまってしまう。何とか編隊を組んで走ってはいたが、いつのまにかO氏の姿が消える。早くも事故か、焼き付きか!? 渋滞も抜け、親鳥とはぐれたヒヨコのように不安な走りをする一行。その時、見覚えのあるバイクが猛スピードで横を駆け抜けていくではないか。まずは一安心、てことでボールを追いかける犬ッコロのように加速する一同。ああ、先長いのに、みんなOVER30なのに…。

その後は道も順調に流れ、11時30分に浜名湖SA着。店長お勧めのウナ茶セットをほおばる。これには説明が必要だろう。ウナ茶セットとはウナギを丼形式とだし汁をかけたお茶漬け形式の両方で楽しめる究極の定食なのだ。浜名湖といえばウナギ、ウナギといえばウナ茶。これは一部のバイク乗りの間では常識だ。

「食べかけですみません」(店長談)

「食べかけですみません」(店長談)

浜名湖SAでは渋滞情報から天気情報までを事細かく見ることができる。この先の天気を見ると、どうやら小一時間もしないうちに雨が降り出すらしい。にわかに店長の表情が険しくなる。そうだ、彼のカッパ嫌いは有名な話だ。駄々をこねる店長を何とか説得しカッパを着せる一同。次の休憩場所である多賀SAで撮った彼のカッパ姿は貴重である。

写真左)ブログでも話題になったカッパ姿 写真右)雨はひどくないが寒い。なぜかここは桜が満開

写真左)ブログでも話題になったカッパ姿
写真右)雨はひどくないが寒い。なぜかここは桜が満開

多賀からは大津インターまではあと約60キロ。これまで走った距離に比べればどうということはない。福山からやってくるK氏とはそこで待ち合わせである。もう来ているかな〜。

写真左)料金所で颯爽と金を払うK氏。実はわれわれより早く来てSAで休んでいたとか、いないとか。写真右)全員集合!で、みんなどこ行ったの?

写真左)料金所で颯爽と金を払うK氏。
実はわれわれより早く来てSAで休んでいたとか、いないとか。
写真右)全員集合!で、みんなどこ行ったの?

無事合流をし、国道161号線を北上すること約1時間。大津市街の渋滞を越え、本日のお宿に到着。とにかく寒くて、疲れを隠しきれない一同。まあ、仕事は明日にまわして温泉つかりましょうや。

と、部屋に案内されてびっくり。部屋番号が「シバックス ゴー!ゴー!ゴー!」。いや〜、わかっているじゃないですか、我々のことが。部屋のシャワーがスケスケだったのはこれでチャラに。

まずは部屋にて記念に1枚パチリ。仲居さんがかわいらしく、早速小競り合いを始めるオヤジども。たぶん、誰のものにもなりませんよ。

写真左)宿の心遣い(?)に感動 写真右)朝のギラついた雰囲気はどこへやら。約1名元気な人がいますが…。「ごもっともー!」

写真左)宿の心遣い(?)に感動
写真右)朝のギラついた雰囲気はどこへやら。
約1名元気な人がいますが…。「ごもっともー!」

温泉はたしかにホッとしたが効能については説明がなく、人に聞いてもご存じないという。でもいいではないか。冷え切ったからだが芯から温まる。ちなみに脱衣所でN氏の腹筋に驚かされるM氏であった。

温泉を満喫したら、晩飯だ。今回の旅の目玉の一つ、「近江牛づくし」。ステーキ、タタキ、寿司、etc...。
タタキや寿司で食べられる肉である。当然ステーキはレアが本則だが、全員コンロの火種の心配をして一気に焼いてしまう。自然、最後の肉はウェルダン状態。妥協するしかないよな〜、ってふと横を見ると予備の火種があるではないか! 一同猛省したことはいうまでもない。

写真)焼かれる前の肉たち。その後の惨劇を予想できたものはいない。

写真)焼かれる前の肉たち。その後の惨劇を予想できたものはいない。

晩飯のあとは各自自由行動。もう一度温泉につかる者あり、部屋で雑誌を眺める者あり。全員でマッサージをお願いしたり(「5人同時は初めてですよ」とはオヤジの談)で夜は更けていくのであった。

あけて16日。なんと予想を裏切る快晴! 普段ならテンションが下がる復路もこれなら希望が持てますな。チェックアウトしたら今回のメインイベント。K氏のフロントフォーク交換である。各自バイクをチェックしたり、お手伝いをしたり。

写真)みんなで協力してフォーク交換。K氏のバイクはすでに究極の域に達している?

写真)みんなで協力してフォーク交換。K氏のバイクはすでに究極の域に達している?

写真左)愛車にステッカーを貼るN氏。腹筋はケンシロウ級だ 写真右)作業を終えて琵琶湖をバックに1枚。天気がよくなって本当によかった

写真左)愛車にステッカーを貼るN氏。腹筋はケンシロウ級だ
写真右)作業を終えて琵琶湖をバックに1枚。天気がよくなって本当によかった

作業をしたので出発時間はやや遅く、お昼を過ぎたころ。K氏とは大津インターでお別れ。今回一緒に走った時間は短かったけど、また行きましょ〜ね〜。

遅れた時間を取り戻すべくややペースアップしたいところだが、帰路は各自のペースで走ることに。それが一番疲れない。いつ雨が降り出すかビクビクしつついざ東京へ。

御殿場手前あたりから霧が出始め、とたんに寒くなる。ああ、小便してえ! ラーメン食いてえ!

最後の休憩場所、海老名に着いた頃には辺りも暗くなってきた。とにかくラーメン食って身体を暖めよう! 渋滞情報を見ると東京インターは思いのほか空いているようだ。ラッキー♪

写真左)伝説の海老名SA「新横浜ラーメン」を食す 写真右)「麺はいまいちだがスープはよかった」(N氏談)

写真左)伝説の海老名SA「新横浜ラーメン」を食す
写真右)「麺はいまいちだがスープはよかった」(N氏談)

海老名SAからは流れ解散なのでここでお別れの挨拶である。事故も故障もなくてよかった。「引き上げなし」の目標達成。簡単なようだが実は初勝利。これで1勝2敗である。連勝記録を伸ばしたいところだ。あ、家に帰るまでがツーリングなので気を抜かないでね。
お疲れ様〜。

別れ際、ハザードでバイバイする店長に「ドリカムかよ!」と突っ込む首都高組みであった。